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マイナス金利政策の影響、銀行の貸出金利引き下げ。 [経済・生活・社会]

【長期金利が9日初めてマイナスになった】

日銀 金融緩和.png
日本銀行が「マイナス金利政策」の導入で狙う金利水準の
引き下げは実現しましたが、同時に市場では円高・株安進行しています。

逆効果になっていますね。副作用心配です。
銀行の金利引き下げで、庶民生活への悪影響はあるのでしょうか?


【各現象】

■株安
1万6000円割れ。
世界経済の先行きや原油安に対する懸念から売り注文が優勢となり大幅に
続落しています。

日銀の株高になる予測は現時点では完全に外れています。

■円高
1ドル=114円台

比較的安全な円が買われています。

■国債の利回りがマイナスになる。
とは、どういうこと????

1、100円の国債を(1年満期3%の利回り)購入する。
 ⇒1年後に、元本100円+利回り3%の3円で103円。3円の儲け。

2、1と同じ条件の国債を105円で買う。
 (金融機関などの買いが集まると値上がりする)
 ⇒1年後の満期を迎えて戻ってくるのは103円で2円の損。

この105円の投資に対する2円の損が「利回りマイナス1.9%」に
相当する。


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でも庶民感覚の素朴な疑問です。
投資家は損をするなら国債は買いません。それが普通の感覚です。

でも、買わない債権をなぜ買うのか?

その理由は、市場で買い手がつくのは、日銀が金融緩和策
としてさらに高値で買い取ってくれるからだ。と専門家は述べています。

【長期金利は様々な金融商品の目安】
■長期プライムレート(みずほ、新生、あおぞら)(企業向け貸出金利指数)
0.10%幅引き下げて、1.0%/年にすると発表しました。

企業の借り入れ金利が下がるということは、営業外収益は良くなります。

ということは、借りやすくなります。ここまでは理論的ですが、
ここに企業マインドがプラスされると先行きの経済が不安であれば、
心理敵に無理して設備投資等の借り入れはしません。

■預金者(一般庶民)への影響
1、預金金利の引き下げ
銀行には預けず安心な資産運用先を探します。

2、銀行の儲けが少なくなるので、手数料が引き上げられる。
ということは実質的マイナス金利です。
銀行には預けない。預けたら引き出すたびに手数料が必要に
なり、実質的なマイナス金利になってしまいます。

大きな家庭用金庫が売れるかもしれませんね(笑)

海外では・・・
■マイナス金利を導入している国の庶民影響の現象
デンマーク・・・借りると「利息」をもらえる住宅ローン。

そうです。日本でも住宅ローンの金利引き下げは現実的
です。
でも利息がもらえるかは疑問???


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