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日銀がマイナス金利政策を導入、庶民の定期預金はどうなるの? [経済・生活・社会]

教えて!【マイナス金利政策
日銀 金融緩和.png
マイナス金利って何!
日銀の金利って何!
わかりやすく説明してください。

そんな方、多いですよね。簡単に説明すると、

プラス金利:銀行に預金する。⇒利息が付き、その利息のお金がもらえる。
マイナス金利:銀行に預金する⇒利息分のお金を銀行に支払う。
これがマイナス金利です。



【預金したらお金を取られる?】
もし、預金をして、銀行にお金を取られるなら、
あなたならどうしますか?
1、タンス預金
2、預けるお金を他の投資に回す。
3、預けるお金で金を買う。
4、預けるお金でものを買う。
5、預けるお金で外貨(例えばドルを買う)を買う。
(⇒円安が進み、輸出に有利、外国人が増える)

そうです。預けてお金を支払うなら預けない。そうですよね。
他にお金を回します。これが狙いなのです。


それと、外貨を買うことで円安に誘導します。すると
例えば、100円で1ドルを買います。

円安になると、110円で1ドルを買うことになります。
そうです。今までは100円で買えてたドルは110円を
支払なければ買えません。
10円損します。

逆に1ドルは100円ですが、円安になると1ドルは110円になります。
すると海外から来た人は10円得をします。
これが円安効果です。


この日銀の新政策(マイナス金利)は、一般の預金者に
課すものではないと日銀の偉い方の黒田東彦(はるひこ)総裁は
述べています。


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では、このマイナス金利はどこの預金で採用するかということですが、
日本の各銀行は、日本銀行に「当座預金口座」と呼ばれる口座
に預けています。

各銀行間のお金の貸し借りはこの口座で行います。

また、銀行(金融機関)が持つ国債(国の借金)などを大量に買い取り、
その代金をその口座に振り込んでいます。

国⇒国債発行⇒銀行が買う。国にお金が入る(銀行から借金をする)

銀行が保有する国債⇒日本銀行が買う。お金を(支払いを)銀行の
日銀口座に振り込む。

その銀行口座の利息がマイナスになる。
すなわち銀行は手数料を日本銀行に支払う

普通の状態ではないので、お金が他のところに移動する。
ということを日銀は期待しているのです。

では他の場所とはどのような場所ですか?

それは、もうかる企業や個人へと貸し出しや投資をふやそうとし、
結果的に景気が良くなり日銀目標の物価上昇率2%にもって
いこうとする施策です。

日銀の銀行口座の残高の一部に「罰金」を課す。
ということですね。

この施策は、もっと複雑でその結果として予想もしない
想定外なんてこともあるかもしれません。

なぜならこの策の成果は世界でも例がないからです。
それと、企業が積極的に設備投資をするか?
そこも気になります。

個人的には個人にもっとお金が回るようにしなければ
企業が儲かっても内部留保に残るだけですから
実際の景気が良くなった実感は得られないのです。


マイナス金利政策導入で予想される影響は・・・
【家計(個人)】
■メリット
1、住宅ローンなどの金利が下がる。
2、株価が上昇する

■デメリット
1、預金の金利が下がる
2、貯蓄性の高い保険商品の利回りが下がる。
3、国債で運用する投資信託の受付が止まる
4、円安で輸入原材料を使った商品が値上がる。

【企業】
■メリット
1、借入金利が下がる。
2、円安で輸出が増える
3、円安で訪日外国人客が増える。
4、株価が上昇する。

■デメリット
1、預金の金利が下がる。
2、円安で輸入原材料などが値上がりする。
3、市場金利の低下で銀行や保険会社の収益が悪化する。


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