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日本郵政の大手初値予想会社の初値予想は・・・ [経済・生活・社会]

□日本郵政の新規公開株(IPO)が決定しましたね。

上場は東証一部で売り出し価格を1株1400円にすると
26日発表しました。

大手証券会社の営業担当者は、
支店の接客室が確保できないほど忙しいようです。覚えていますか!
時の総理、小泉純一郎が行った郵政民営化の議論から
郵政解散をして早十年が過ぎました。
郵政民営化の是非論は大騒ぎになりましたよね
(2005年8日8日の衆議院解散)

その後民主党政権になって少し民営化が足踏みしましたが、
2015年11月についに上場することになりました。

完全子会社のゆうちょ銀行とかんぽ生命保険も同時に上場いたします。

郵政3社の上場時の株式売り出し価格(1株あたりの価格)は、
日本郵政→1400円
ゆうちょ銀行→1450円
かんぽ生命保険→2200円
です。
郵政3社の上場は、今世紀最大の上場劇といえるビックイベントです。

そこで、過去の政府保有株の売却銘柄を調べてみました。・・・

◆1987年2月上場  NTT:公募119万7000円  初値160万円

◆1993年10月上場 JR東日本:公募38万円 初値60万円

◆1994年10月上場 JT:公募143万円  初値119万円(-24万円)

◆1996年10月上場 JR西日本:公募35万7000円  初値36万円

◆1997年10月上場 JR東海:公募38万円  初値38万5000円

◆1998年10月上場 NTTドコモ:公募390万円  初値460万円

とJT以外は初値が公募を上回っています。
お金持ちの皆さんは今回の日本郵政株を買いますか?

このことから、やはり政府保有株の売却IPOは人気になる可能性が
高いので当選めがけて一つでも多くの証券会社に申し込み、
当選した場合は「初値で売る」方は多いのではないでしょうか。

そういえばこの三社のCMが多くなりましたね。

改めて、民営化とは国営で行われてきた事業を民間企業の組織編成
することですよね。

上記の会社も民営化になって国営時よりサービスが良くなり
利便性も高まったと思いませんか。
日本郵政もどのようなサービス改善が行われるかこれから
見守っていきたいですね。

ところで、日本郵政の株主はどこだと思いますか?
そうです、株主は財務大臣100%の財務省、国ですよね。

IPOの際には約1兆3000億円~1兆7000億円の株式放出が
見込まれています。

国は三分の一超を残して売却できるようになり、
2015年から2022年の間に3回に分けて売却する予定です。
その売却額は東日本大震災の復興財源として4兆円を確保します。

まだまだ仮設住宅で過ごしている方々の生活がもとに戻ることに
この財源を使っていただきたいと願うのは私だけではないと思います。






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タグ:日本郵政
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