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旭化成建材のマンション問題は愛知県にも広がる。 [経済・生活・社会]

旭化成建材の傾きマンションの波紋が広がっています。
特にデータを改ざんしたルーズな担当者が中京出身の為、愛知県に集中
しているのもびっくりです。

10月20日(火)に旭化成の浅野敏雄社長と旭化成建材の前田社長ら
4名が記者会見で謝罪しましたが、何か他人事で肝心の住民への配慮が
少なかったと思うのは私だけではないと思います。


そして、旭化成建材は22日に過去10年間に杭うちした全国3040
件の概要を国土交通省に報告しました。(当初は報告する予定ではなか
った)

その件数の内、データ改ざんをした現場管理者が行った工事の件数は
41件でその内、23件が愛知県だったのです。
1、集合住宅・・・・・9件
2、医療・福祉施設・・2件
3、学校・・・・・・・2件
4、他・・・・・・・・10件
となっています。
神奈川県はこの横浜のマンション1件だけです。

この横浜市都筑区の大型マンション「パークシティーLaLa横浜」は、
三井不動産レジデンシャルから2006年から販売した物件です。

4棟で構成され、施工主は三井住友建設で旭化成建材は二次下請け会社です。

2005年12月から2006年2月に473本を打ち込みましたが、
西棟が傾き、杭8本が硬い地盤(支持層)に届いていないと判明しました
わけです。

と言うことは見た目で傾むかなければこの件は解らないと言うことですよね。

そして、旭化成建材は検査で解らなかった原因は現場管理者によるデータ
改ざんだったと発表し、その現場管理者が関わったのは愛知県が最も多かっ
たと言うことです。

旭化成建材側はこの件を現場管理者一人の責任のような発言が目立ちますが、
会社の管理体制責任がまず第一に問われてると思います。

基礎工事は素人では解りません。
大事なのは、高額で買ったマンションに住む人間の生活です。

過去にもニュース等でこのような問題は数多くあり住民達の争いに
発展していたそうです。

様々な生活条件で住む方々が施工主のモラルや利益追求の原則で手抜き
と言われる工事をし検査体制が不十分では済まされない問題です。

この横浜のマンションでもこれから現実生活を奪われた生活権利を
会社がどのような形で保証してくれるのか。

また住民の皆様の不安な気持ちをどのような形で解消してくれるのか、
これからも見守っていきたいと思います。






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タグ:旭化成建材
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